体験学習の重要性

「経験に基づかない知識は生きる知恵とはならない」とよく耳にします。

知恵とは問題を解決する(状況に相応しい対応ができる)能力のことですから、知恵の乏

しい人は、精神的に不便な生活を送ることになります。

また、知恵の中には精神的なストレスに耐える能力も含まれています。

知恵を身に付けるためには、より多くの体験が必要だということになりますから、どの

ような小さなことでも、未体験のものは体験しておいたほうが良いことが分かります。

小児科の先生達は、「最近、表情の豊かな子どもが少ない」と言います。

豊かな表情とは、感受性があり、自己表現力があることを意味しています。

言い換えると、「心が豊かに成長している」ということです。

現代の子ども達は、明らかに、集団での遊びが不足しています。

子ども達が外で元気良く遊んでいる姿を思い浮かべてみて下さい。

そこには何が見えるでしょう?

大きな声を上げて感情を吐き出しています。

ときにはケンカをして、悔しい思いもするでしょう。

皆と協力して、大きな穴を掘るかもしれません。

その土で泥団子を作って、投げ合いをするでしょう。

想像すればキリがないほど、子ども達の遊びは膨れ上がっていきます。

遊びという体験学習が極端に減った今頃の子ども達は可哀想です。

「楽しく成長したい」という本能的な欲求が満たされません。

我慢することも、工夫することもできません。

もし、小学校の授業の半分がボーイスカウトだったらどうでしょう?

結論を言うと、「学力も生活力」も向上します。

そして、表情豊かな子ども達が激増するでしょう。

ボーイスカウトのような活動を「総合体験学習」と呼ぶことにします。

 ・工夫する力
 ・我慢する力
 ・探求する力
 ・挑戦する力
 ・集中する力
 ・準備する力
 ・努力する力
 ・協力する力
 ・思いやる力
 ・行動する力
 ・断念する力
 ・考える力 .etc
そして、
 ・愛する力

総合体験学習は、人にとって最も大切な「生きる道しるべ」です。